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東日本大震災

芳賀 洋子  石川郡浅川町

三月十一日、その日はテレビを見ていた。

「地震」が起きてすぐ揺れは治まると思っていたら思っていたら、時間も長くものすごい揺れで怖かった。家でも下屋が落ちてしまった。翌日からテレビで放送された津波で流された映像はショックだった。やはり人間は自然には勝てない。

地震の後は、物、ガソリン不足と一日ですっかり変わってしまった。それから原発事故と本県は最大のピンチである。国策として原発ができ国の経済発展のため尽力した結果がこれである。電気もないと困るが原発は一度事故を起こすと始末が悪い。経済発展も大事だろうが、毎日不自由な生活を強いられる様では,、豊かでも幸せでもない。日本人は、傲慢、強欲になりすぎた。

今度の震災ではいろいろと考えさせられた。これも自然からのメッセージだと思う。やはり自然を大切に、ありとあらゆるものは限りある資源である。大切に使いたい。

今、ここで日本人の考え方が変わらなければ約二万人の不条理に亡くなられた尊い命に対し申し訳が立たない。心からご冥福をお祈りしたい。


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